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モロッコ編

その1 モロッコ料理

クスクスクスクス

北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制国家。西は大西洋に、北は地中海に面している。またジブラルタル海峡を挟んでスペインと対峙。20世紀初頭のフランス植民地を経て、1956年に独立した王国。イスラム教徒のアラブ人と先住民のベルベル人が国民の大半を占める。
モロッコを代表する料理と言えば、まずクスクス(Couscous)。粒状のセモリナを蒸して、スパイシーな肉(ラムが多い)や野菜のシチューなどに混ぜて食べる。モロッコでよく使われるスパイスは、クミン、コリアンダ―、パプリカ、サフランなど。主食はパン。オリーブをよく用いるのも特徴。また牛肉と羊肉が最もよく用いられる肉である。

タジン鍋タジン鍋

モロッコだけに使用されているユーモラスな土鍋・三角帽子の“タジン”は、砂漠のテントをイメージしたと言われ、水を使わずに調理できることから、水が貴重だった砂漠の知恵と言えます。この土鍋を使った料理をそのままタジンと呼び、野菜から出る水分を使いシチューなど素朴な味わいを楽しむことが出来る様です。ほかには、肉をスパイスで味付したケバブ。ラマダン(断食)の月の夜に食べる厚切りのラム肉の入ったスパイシーなスープ“ハリラ”などもポピュラーな料理です。
フランスの影響としては、エスカルゴを食べる事が多いようです。日本から遠いモロッコですが、筆者としては、一度は行ってみたい国の一つです。