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アルゼンチン編

その2 タンゴ・キャラメル・ワイン

ダンスのシルエット

アルゼンチンと言えば、“タンゴ”。 18世紀後半にイベリア半島で発祥した舞曲のリズム。19世紀後半南米にこのダンスパターンが輸出され、アルゼンチン・ブエノスアイレスまたはウルグアイ・モンテビデオでダンススポットのために考案された一ジャンルだ。またマラドーナ、現在活躍中のリオネル・メッシなど、ブラジルと肩を並べるサッカー大国でもある。 革命家のチェ―・ゲバラもアルゼンチン出身。
アルゼンチンで有名なスイーツと言えば、「ドルチェ・デ・レチェ」という生キャラメル。 お土産の定番でもある。濃厚で、すごく甘く“バニラジャム”の名称で親しまれている。またドルチェ・デ・レチェをクッキーに挟みチョコ―レートでコーティングした

ドルチェ・デ・レチェの写真
ドルチェ・デ・レチェ

「アルファフォル」も人気。南米人は甘いお菓子がお好きな様だ。
カジュアルに飲むワインと言えば、アルゼンチンワインであろう。500年以上前のスペインの入植に始まる。ヨーロッパの手法をベースに昔ながらのオーガニックな栽培方法でワインを栽培。高地の為、害虫の心配もなくほぼ無農薬で作ることができる。世界の様々なワインが製造会社を母体としているのに対し、アルゼンチンワインは家族経営の小さな集団による事が多く、ワイン造りの細やかな部分が先祖代々受け継がれている。豊かな日光と土壌のおかげで、個性豊かでコクがあり、ヨーロッパ産のワインより、ポリフェノール含量が高いワインが完成する。
ワイン片手にアルゼンチンタンゴ。ちょっと粋ですね。